ギャッベのいろいろ

私達のこだわり



大切に育てられた羊毛から、想いの込もったギャッベが生まれます。



最近スーパーに並ぶ野菜や果物に、生産者の名前や顔写真が載っている商品をよく見かけます。

それは食の安全が問われる今、責任とこだわりを持って生産されている証。

ギャッベも同じ。素材管理から輸出まで、すべて現地の自社で行っています。







品質の確かな商品だけをお届けします

現地バザールで既製品のギャッベを買い付けることはしません。
なぜならバザールで出回るギャッベは、どんな羊毛を使って、
どんな人が織っているのかが見えないからです。
現地法人を持つ私達は羊毛管理から仕上げにいたるまで
自社の熟練職人の手でこだわりを持って行っています。





『良いものを選ぶ目』を養うお手伝いを

絨毯の上で育つイランとは違い、日本人は残念ながら
ギャッベを見極める目を持っていません。
本当に良いものを選ぶ目を養い、納得した上でお買い上げ
頂くために、実店舗では『ギャッベを見極めるコツ』
をお伝えしています。






職人たちの手間や想いを大切に

世代から世代へ 気持ちを刻み込んで受け継がれて
きたギャッベ。私達はその想いを国境を越えて
伝えていきたいと思っています。
また、丹精込めて織ったギャッベを劣悪な環境の船便で
運ぶことはしません。必ず空輸しています。

ギャッベとは?



イラン南西部の遊牧民に古くから伝わる手織の絨毯です。

荒涼とした大地、瑠璃色の空・・・

ギャッベは大自然の中で生まれ、受け継がれてきました







図案もなく、織り子さんの感性で織るため、2枚と同じものがありません。

動物や人、樹木など素朴なモチーフには

家族の健康、安産、長寿などの願いが込められています。







自然素材(羊毛100%)、天然染料(ザクロ・クルミなど)を使用していますので、

お子様や敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。



耐久性にも優れ、お手入れも簡単!

冬は保温、夏は熱を逃がしてくれるので1年を通してお使いいただけます。




お手入れ方法

ギャッベ・キリム・絨毯のお手入れ方法


ギャッベや絨毯は織り目が詰まっているので、ホコリや汚れが中まで入りにくく、

掃除機をかけるだけでお手入れ簡単。

また、羊毛100%であるため、羊毛に含まれる脂分が水分をはじいてくれるので、

何かこぼしてもすぐに拭き取ればシミになりません。

ただ、ギャッベや絨毯、キリムは乾燥した地域で生まれたものです。

湿気をきらいますので、こまめに裏返したり、布団を干すように陽に当てて                      

乾燥させると清潔で、より長持ちします。



        



《普段のお手入れ》


  ★ ギャッベや絨毯は毛並みに沿って、キリムは織り目に沿って掃除機をかけてください。

  ★ 汚れが気になるときは、水分をよく絞った濡れ雑巾で毛並みに沿って拭き、乾かしてください。

  ★ 時々裏返したり、大きいサイズのものは半分ずつめくって、空気を入れてください。

  ★ 小さなサイズであれば、布団を干すように陽に当ててください。



《汚れが気になる時は》


  ★ ギャッベや絨毯は水分を含むと大変重くなります。小さなサイズであれば、ご自宅のバスルームや

    ガレージ等で水洗いして下さい。

  ★ 大きなサイズのものはクリーニングにお出しいただくか、下記でご紹介する【水で洗わない方法】での

    お手入れをお試しください。

    また、当店ではクリーニングも承っていますので、お気軽にお問合せ下さい。


    【水洗い方法】 ※小さなサイズ向き

      ①全体をで濡らします。

      ②ウール用洗剤か頭髪用シャンプーをつけます。 ※リンスやトリートメントはご使用にならないで下さい

      ③ブラシで毛の流れに沿って洗います。

      ④洗剤をしっかり洗い流します。

      ⑤ロール状に丸めるか、斜めに置いて水気を切ります。ギャッベの小さなものであれば洗濯機で脱水すること

       も可能です。 ※長時間濡れた状態で放置すると色移りしたり、雑菌繁殖のため、ニオイの原因になります。

      ⑥平らな場所でしっかりと乾かします。



    【水洗で洗わない方法】 ※大きなサイズや食べこぼしなどの部分洗い向き


      ①ウール用洗剤か頭髪用シャンプーと水を混ぜて泡立てます。

      ②泡だけをギャッベ・絨毯の表面にのせ、乾いた雑巾で毛の流れに沿って泡を伸ばしながら拭きます。

      ③固く絞ったぬれ雑巾でしっかり泡を拭き取ります。

      ④平らな場所でしっかりと乾かします。


     ※注意!!

           以下のものはご使用にならないで下さい

            塩素系漂白剤・・・変色の恐れ

            蛍光増白剤・・・・・   〃

            柔軟剤・・・・・・・・・吸湿性低下の恐れ

            洗濯用洗剤・・・・・ウールの脂分が取れ、バサバサになる恐れ



  

                    

ギャッベが出来るまで



はじめに


イランと言うと荒涼とした砂漠に灼熱の太陽だけをイメージされがちですが、北はカスピ海から南はペルシャ湾まで南北に亘ります。
日本と同じように四季があり気候や文化にも地域差や特徴があります。




★ 降雨量が多く、温暖で緑に包まれたカスピ海沿岸地方

★ 夏季は温暖・乾燥、冬季は多量の雪が降る山岳地帯

★ 降雨量が少なく、夏冬・昼夜の気温差の激しい砂漠地域


・・・など豊かな自然に恵まれています。

気候や海抜、牧草にも地域差があるため、羊の品種や色も
さまざまで、羊毛の質もそれぞれ個別の特徴をもっています。

その中でもザグロス山脈の地域の羊毛は最も上質だと言わ
れています。(イラン西部に連なる山脈。黄色で囲った地域)


もちろん、メヘラリ・ラグのギャッベに使用している羊毛は
ザグロス産です!






ギャッベができるまでの工程は大きく7つに分けられます


 ① 羊毛の刈り取り ⇒ ② 洗い ⇒ ③ 紡ぎ ⇒ ④ 染め ⇒ ⑤ 織り ⇒ ⑥ 洗い・乾燥 ⇒ ⑦ 仕上げ


メヘラリ・ラグは現地法人を持っていますので、羊毛の品質管理から染め、織り、仕上げに
至るまで
すべての工程にこだわりと自信を持っています。


それでは、それぞれの工程を順にご案内していきます。




① 刈り取り



川で羊を丁寧に洗い、乾燥させた後に刈り込みます。

春と秋に刈り込みをしますが、メヘラリ・ラグでは春の羊毛だけを使用します。

それはなぜか?

早春に刈り取る毛は細くて柔らか、毛足も長く脂分を多く含んでいるためです。



最上と言われるのは肩から背にかけての部分で、刈り取った羊毛から良質な部分を選別します。






② 洗い


刈り取った羊毛は川で繰り返し水洗いし余分な脂分や汚れを取り除きます。
この工程で洗いすぎると必要な脂分まで取り除いてしまい、柔らかさを失なってしまいます。

また反対に洗いが不十分だと余分な脂分が残り、染料の吸着が悪くなる為、
「染め」の工程の仕上りにも影響します。





③ 紡ぎ


洗浄した羊毛を乾燥させた後、糸車は使用せず、手で糸を紡ぎます。

羊毛が絡まって毛玉になっている部分は必ず取り除いて紡ぎます。




紡ぎは女性の仕事です。

織りの工程でも同じですが、

楽しく会話しながらも手を休めることはなく、

その手さばきは迅速で確実。

熟練職人の成せる技です。







④ 染め


生産工程の中で最も重要な工程のひとつです。

まずは紡いだ糸を染めやすいように束ねる作業から始まります。




浴槽のように大きな釜で染めます。

天然染料での染色は複雑で微妙な為、熟練した匠の技が必要です。





合成染料は低コストで簡易に安定した希望の色を出すことが可能ですが、

自然の恩恵を受けて育った草木を使用する天然染料の色とは

美しさと深みが違います。


     ≪代表的な天然染料≫

          赤・・・・・・・・ロナースの根、コチニールなど

          黄・・・・・・・・ザクロの皮、ブドウの葉、ロナースの根など

          青・・・・・・・・インディゴ

          緑・・・・・・・・ジャシール(灌木)、ザージ(灌木)、インディゴとザクロの皮またはブドウの葉を混ぜて使用

          茶・・・・・・・・胡桃の皮、ザージェスィヤー(黒い灌木)

          黒・・・・・・・・胡桃の皮+インディゴなど

          クリーム・・・麦の茎





羊は白やクリーム色のイメージがありますが、黒やクリーム色、チョコ色、ベージュ、グレーなどさまざまな色の羊がいます。

そんな羊毛本来の色を生かし、まったく染色せずに使用する場合もあります。



  




⑤ 織り


織り機には立てて使用するものと寝かせて使用するものの2種類あります。

小さなものは1人で、大きなものは数人が並んでそれぞれのパートを織り上げます。

 


どちらのタイプも織り機に張った経糸にパイル糸を絡ませ、ひとめ結んで切ります。

結んでは切り、結んでは切りの作業を繰り返し、横一列を結び終えると緯糸を通して櫛状の打具でたたいて押さえます。

ある程度織り進むと余分なパイル糸をはさみで切り揃えます。

絨毯もギャッベもこの結び目(ノット)の集まりでできています。




慣れた手つきで結びを繰り返す手元は、

「写真を撮りたいからゆっくり織って」 頼んでも写真がぶれてしまうほど早いっ!



絨毯は図案を元に織っていきますが、ギャッベは図案なし。

織り子さんの感性で自由に織っていくため、

世界でひとつしかありません






⑥ 洗い・乾燥


羊の脂分から作られた天然洗剤で洗い、余分な遊び毛を取り除きます。



じゃぶじゃぶ洗っても平気。その丈夫さはギャッベの強みです。



余分な遊び毛がどんどん取り除かれ、きれいになっていきます。



そして大人が何人も入れるくらい大きな専用脱水機で脱水。


 


脱水が終わったギャッベたちは順番に天日干しされます。



メヘラリ・ラグのギャッベはこの「洗い→乾燥」の工程を約1か月かけて3度行います。

時間と手間をかけて行うことにより、色は落ち着き、羊毛に含まれる脂が乗り、滑らかになります。

また、お客様の手元に渡った時にはほとんど色落しない状態になっています。




⑦ 仕上げ


掃除機とバリカンが一体化した専用器具で表面を平らに仕上げ、糸くずを除去します。



その後、シーラーゼと呼ばれるヘリ部分の処理を行います。




余分な部分をカットし、端をかがっていきます。



通常の工程はここで終了する場合が多いのですが・・・



メヘラリ・ラグではもうひと手間をかけ、経糸であるフリンジ部分を ギリムバフ(平織)処理し、

内側に折り込んで縫う工程を施して仕上げています。




こうして出荷準備を終えたギャッベは遥々、日本まで運ばれ、私たちのもとにやって来ます。





以上。

最後までお読み下さった方、ありがとうございました。

長い!と感じられたかもしれません。


でも、こうしてギャッベは羊の管理から始まり、出荷準備が整うまで、


たくさんの人の手によって支えられ、多くの工程を経て、出来上がっています。


機械による大量生産品にはない手仕事の温かみや想いがたくさん詰まっています。



品質や技術にこだわった、メヘラリ・ラグの商品は


普段のお手入れさえ怠らなければ、時代を越えてお使いいただけるものです。


メヘラリ・ラグのギャッベが、お客様の人生とともに時を刻んでいけるよう願っています。





よくある質問

【商品に関するご質問】


 ギャッベや絨毯、キリムはオーダーはできますか?

  はい、できます。
      納期や料金等は「お問合せフォーム」よりお問い合わせください。

      お問合せフォーム  https://cart9.shopserve.jp/-/mehrali-rug.com/FORM/contact.cgi



 カフェ開業にあたって、まとまった数のギャッベが欲しいのですが、

   割引制度はありますか?

  はい、ご相談に応じます。
     「お問合せフォーム」よりご連絡ください。

      お問合せフォーム  https://cart9.shopserve.jp/-/mehrali-rug.com/FORM/contact.cgi



 インテリアショップ、雑貨店を経営しています。小規模のギャッベ展を

    したいのですが、可能ですか?

  はい、可能です。
      規模の大小に関わらず、お気軽に「お問合せフォーム」よりご相談ください。

      お問合せフォーム  https://cart9.shopserve.jp/-/mehrali-rug.com/FORM/contact.cgi



ギャッベはカビない、虫がつかないというのは本当ですか?

  いいえ。残念ながらお手入れを怠るとカビますし、虫もつきます。天然染料、羊毛100%なので、

     虫にとってはご馳走です。逆に虫がつくということは天然染料、羊毛100%の証拠です。

     また本来、乾燥地帯で使用されているものなので、湿気の多い日本で使用する際は注意が必要です。

     防カビ・防虫の為には、時々裏返して空気を入れたり、お布団を干すように天日干しをし、

     定期的にクリーニングされることをおすすめします。



 ホットカーペット、床暖房でも使用できますか?

  ご使用していただいても大丈夫ですが、湿気がこもらないように時々めくって空気を入れて下さい。



 夏場にギャッベは使えませんか?

  ギャッベは冬というイメージがありますが、そんなことはありません。

     羊毛は冬には保温効果、夏には熱を発散してくれるため、一年を通してお使いいただけます。




【お手入れに関するご質問】


 遊び毛がでるのですが・・・

  弊社の商品は商品完成後、「洗い⇒乾燥」の工程を3度行っていますが、どうしても使い始めは

     パイルの 隙間に入り込んだ細かい毛が出てきます。使用していくうちにだんだんとなくなり、

     半年ほどでほとんどおさまります。毛並みに沿ってこまめに掃除機をかけたり、

     固く絞った雑巾でゴシゴシ拭くと早めにおさまります。


 ウールのニオイが気になるのですが・・・

  梅雨時期や湿気が多い環境ではニオイが気になることがあります。ウールの脂分がニオイの原因ですが、

     制作過程で洗浄しすぎると脂分が取れてしまい、バサバサした手触りになってしまいます。

     湿気をため込まないよう、こまめにめくって空気を入れたり、天気のいい日に天日干しをしたりと、

     できるだけ乾燥した状態を保っていただけるとニオイも気にならなくなります。


 天日干しをしても変色しませんか?

  弊社の商品は仕上がった後、「洗浄⇒天日での乾燥」の工程を3回行っているため、ほとんど

     色落ちはいたしません。ただ草木染の性質上、年月とともに色は少しずつ変化します。

     使い続けるにつれ、味わい深さが増すのもギャッベ・絨毯の魅力です。


 コーヒーやワインなど、色の濃いものをこぼしてしまいました…

  ウールの脂分が水分をはじくため、すぐに乾いた雑巾で拭き取っていただくとシミにならないことが

     ほとんどです。

     もしシミが残ってしまったら、お手入れ方法ページの【水で洗わない方法】でお試しください。

      それでも落ちない汚れは遠慮なくご相談ください。クリーニングも受けたまわっております。

      お手入れ方法ページ   http://www.mehrali-rug.com/hpgen/HPB/entries/4.html


 長期間使用しない場合の保管方法は?

  お部屋の模様替えなどで長期間使用せずに保管する場合は、毛のある面を内側に丸めてロール状にし、

     保管してください。通気性の良いところで保管するのが理想的ですが、無理な場合は

     乾燥剤や防虫剤をご使用いただくと安心です。



【その他のご質問】

   「お問合せフォーム」よりお気軽にお問い合わせ下さい。

お問合せフォーム  https://cart9.shopserve.jp/-/mehrali-rug.com/FORM/contact.cgi



 

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店長紹介

ようこそ、メヘラリ・ラグへ!

店長のnakoです。

発信地:ならまち(奈良市)

ギャッベのふるさとイランに
10年住んでいました。


最近は価格重視の世の中です。安いということは重要だと思います。

ただ、「安かろう、悪かろう」の品をどんどん買ってどんどん捨てる、そんなスタイルはあまりにも悲しい・・・。

こだわりの品を大切に使い続けたい、子供達にも『モノを大切にする心』を持ってほしいと考えています。

また、当店の取扱商品は現地に行き、既製品を買付けるのではなく、メーカーとして現地法人を持っていますので、羊毛の品質管理から制作まですべての工程において責任と自信を持っております。

シルクロードの終着駅である奈良から
『永く愛される1枚』をお届けします。
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